医学部受験の志望校の決め方を解説!考えたい5個のポイント
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日々勉強を進めていくことは医学部受験に限らず大学受験において大切なことですが、志望校の選定もおろそかにできません。
医学部受験と一言でいっても大学ごとに出題科目や傾向は大きく異なります。
自分の得意分野に合った志望校を選定し目標に向かって努力を積み重ねていくことで合格に近づくことができます。
今回は、医学部受験生が迷いがちな志望校の決め方に関して解説します。
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医学部受験の志望校の決め方
医学部受験での志望校を決めるうえで大切になるポイントは大きく分けて以下5つあります。
ここからはポイントごとに詳細な解説をしていきます。
金銭面から志望校を決める
志望校を決めるうえで、家族の了承をどの程度得られるかは重要です。
特に医学部受験で志望校を決める際に、学費はいい指標となります。
医学部の中で比較したときに、国公立大学と私立大学での学費の差は歴然です。
私立大学には幅広いレベルの大学があり、医学部受験を考える際にチャンスが増えるのは確かですが、金銭的な負担を無視することはできないでしょう。
私立大学と一言で言っても必要となる学費は様々です。
国際医療福祉大学は、大学独自の奨学金を受給すれば国公立大学とほとんど学費が変わらないという話を聞いたことがある人も多いではないのでしょうか。
大学によって受けることができる金銭的補助の大きさや基準なども様々なため、この点に関して日ごろから情報を集めておくことが大切でしょう。
最近では奨学金もかなり充実しているため、自分が得られる金銭的補助と必要な学費を考えることが大切です。
入試に必要な科目で決める
国公立大学は大学ごとに必要な科目は大きく変わらず、共通テストと個別試験の2本立ての対策が必要となります。
それに対して、私立大学では基本的には英語、数学、理科2科目の計4教科を受験することになります。
大学によっては文系の生徒でも受験ができるように国語を試験科目に設置しているところもあります。
また4教科の中から自分の得意な3科目を選択して受験に使うことが出来る大学もあります。
私立大学は自分に合った入試科目を選んで受験することができる場合も少なくありません。
現役生の場合は、理科や国語、社会の学習が不完全のまま本番を迎えてしまうという場合も珍しくないと思います。
そんな時に自分の得意教科で受験できる私立大学の合格を保持しつつ、本命の国公立大学にチャレンジするという受験戦略も考えられます。
また私立大学専願で受験を考える場合にも、受験する私立大学の科目や傾向がなるべく似通った学校を選ぶと対策しやすくなるでしょう。
日程で決める
これは医学部受験独特なものでしょう。
医学部入試は一次試験と二次試験の2種類があります。
そのため単純に他学部の入試に比べ、入試の日程が2倍になります。
また、医学部受験では大学数が多い分、入試日程も重なることがあり、そもそも志望している大学両方を受験することが不可能、ということもよくあります。
入試日程が発表され次第、入試日程の被りや自分の体力とも相談しながら、受験する数と受験校を決定していくとよいでしょう。
国公立大学か私立大学かで決める
医学部は大きく、国公立大学と私立大学に分けることができます。
それぞれの大学における特徴を整理すると以下のようになります。
国公立大学の特徴
国公立大学は共通テスト(5教科7~8科目)と個別試験の総合点から合否を判断します。
地域枠や推薦入試などの人数が私立大学よりも多く、特に首都圏から離れた国公立大学では入試形式が豊富です。
入試問題の傾向としては、基礎の応用を重視するタイプで、基本的なレベルは完成させたうえで高い学力と資質が求められます。
私立大学の特徴
私立大学は大学によって入試形式や入試に必要な科目がまちまちです。
問題のレベルや出題形式も大学によって異なります。
全てマーク式といった大学もあれば、問題のほとんどが記述式という大学もあります。
推薦入試や共通テスト利用入試、地域枠入試など一般入試以外の入試形式もありますが、一般入試に比べると定員は非常に少なく一般入試で入学する人がほとんどです。
上記に挙げた以外にも国公立大学と私立大学では学費の違いが大きいでしょう。
学費に関しては大学内や学外の奨学金等様々に存在するため一概には比較することができませんが、志望校の主軸を国公立大学と私立大学のどちらにおくのかを考えておくだけでも、第二志望・第三志望を考える際に助けになるでしょう。
地域で決める
近年では医師の偏在が問題となっています。
特に首都圏は、今後ますます医学部受験でも激戦区となると考えられるでしょう。
首都圏の大学への進学を希望する受験生は10校受験するなど聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
一方で地域に目を向けてみると意外と多くの医学部があることが分かるでしょう。
最近では高速道路や新幹線などの公共交通機関の整備も進んでいるため、実家が首都圏にあったとしても帰省にかかる時間は1~2時間で済む場合がほとんどです。
一方で医学部を卒業してから働くことを考えた時に、首都圏以外の地域の大学では少し不利になってしまうかもしれません。
医学部を卒業した後ほとんどの人は自大学の関連病院で2年間の研修を終えた後、大学の医局に入ります。
もし地方の大学に進学して首都圏でのキャリアアップを望む際には、医局に所属するタイミングで首都圏の大学の医局に入らなければなりません。
もちろん自大学以外の医局への所属を希望する際には、自大学の医局に入るよりも少し手間がかかります。
それまでに人脈を作っておいたり、試験に合格する必要があるからです。
どの地域の大学に進学するかは将来のキャリア形成においても重要なカギとなりそうです。
まとめ
医学部受験における志望校を決めるために大切な5つのポイントに関して、項目に分けて解説しました。
オープンキャンパスや資料請求などの情報収集を日ごろから積み重ね、大学問わず情報収集をしておくと、いざ志望校を決めるとなったときに決めやすいでしょう。
定期的に志望校について考え直し、最終的に一つに決まらなかったとしても、いくつかの候補に絞ることができていれば、いざ選択を迫られたときでも焦らずに済みます。
また候補が多すぎる場合は、適宜図式化するなどしてみると整理されて分かりやすいでしょう。
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これまで家庭教師として20人以上の生徒を指導。特に理数系の指導に自信あり。
医学部受験予備校アガルートメディカルで現役コーチとして受験生をサポート、指導中。
医学部受験生に役立つ情報を発信。