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M.Mさんの当日の過ごし方

当日の試験会場

奈良県の試験会場は、奈良大学。
これまで一度も行ったことがありません。

11/3は大学祭で、一般に公開されているとのこと。
試験日当日と同じ時間の電車で行ってみよう。

最寄りの近鉄高の原駅からバスが出ているのですが、日曜・祝日は運休ではありませんか。
徒歩18分らしいので、ちょうどいい運動だと、勇んで歩き始めました。

地図の通り歩きますが、これが終始上り坂。

なんと、大学は丘というよりは、ちょっとした山の上にあったのでした・・・

当日は、タクシーかなぁと思いつつ、正門を入ると、猫の額のような広場で模擬店をやっていました。
きれいな学舎ですが、かなりこじんまりしてます。
学生たちは、真面目に楽しんでいる様子で少し羨ましくありました。

当日試験を受ける教室をのぞいてみます。
近代文学研究会の、谷崎潤一郎作品の発表を、誰もいない教室で眺めさせてもらい、帰路に着いたのでした。

迎えた平成27年11月8日(日)

朝からはあいにくの雨でした。
足元をゴアテックスのブーツで固めていざ出発です。

駅を出ると、雨の中、行政書士試験会場はこちら、という大きな紙を持ったスタッフが誘導してくれています。
その先には、行先に「行政書士試験」と掲げた臨時バス。
至れり尽くせりに感謝です。

会場に着くと、多くのスタッフがあちらこちらで待機していらっしゃいます。
皆、親しみやすそうな雰囲気です。

教室に入ると、最後尾の席でした。
広さの割に、受験生が少ないので、あまりピリピリした感じはしません。

それにしても、受験生は、社労士試験以上に地味な感じがしました。
ファイナンシャルプランナー試験とは比べてはいけません。

手元の時計が1時を指したところで、始めの合図。

1.文章理解→一般知識→基礎法学→憲法(択一→多肢)

2.行政法(択一→多肢→記述)

3.民法(択一→記述)→商法

をそれぞれ1時間、の配分ですが、時間のリードが多く取れれば取れるほど、心に余裕ができて正答率は上がります。
そのためにも、トップスピードで入って、ぐんぐんリードを奪う作戦です。

文章理解1問目。

・・・
はっきり確定できないではありませんか・・・
時間が過ぎていく・・・
とにかくひとつ選んで、ページをめくりました。
後味の悪いスタートとなりました。

一般知識は6問以上正解しないとすべてが終わってしまいます。
頭のどこかで正解を計算できる問題の数を数えながら、進めています。
集中できていないのが分かりました。
よくない傾向です・・・

そんな時、
何をそんなに焦っているんだい、法律クイズ大会に参加してると思えばいいではないか、
と声を掛けてくれたのは、与那国島でした。
久しぶりに台湾に行きたいと思いました。
さあ、ページをめくり、新たな問題との勝負を楽しもう。

10分の余裕をもって、行政法に突入できました。
あまり得意ではない科目にもかかわらず、すいすい進みます。
簡単なのでしょうか。

いざ、行政法記述。

・・・
原則?
おかしい・・・これというものが思いつきません。

どのような主張が許され?
どのような主張「しか」許されず、じゃなくて??

時間だけがどんどん過ぎていきます・・・
とにかくマスを埋めてしまおう。

10分の余裕は、あっという間に消費されてしまったのでした。

時間は惜しいが、一息入れよう。
斜め後ろで暇そうに革靴を弄んでいた試験監督に合図をし、トイレ休憩を取りました。

残りちょうど1時間で、民法と商法・会社法。
リードはゼロですが焦る必要はありません。

択一は無難にこなし、いざ民法記述。
今度は確実にものにしたい。
しかし・・・
キーワードが浮かんできません・・・
幸い、問題文頭に「権原」というヒントがあったので、「新たな権原」にはたどり着けたのですが、あとは何とか文章にしたまでです。

さあ、最後は簡単に違いない。
親子・・・
はぁ・・・
「嫡出否認の訴え」と「知ってから1年以内」を核に文章を組み立てました。

残り15分

残りは15分しかありません。
大急ぎで商法・会社法を終えると、もはや見直す時間は残されていませんでした。

会場を出ると、雨は降り続いていました。
駅までの下り坂をゆっくりと歩いていきます。

記述はどれも、正解ではないだろう。
点数には期待できまい。
択一勝負か・・・

試験からの解放感よりも、結果への焦燥感が勝っていたのでしょう。
駅前の大型商業施設には足を踏み入れることなく、改札に向かったのでした。

疲れた身体をきき湯が癒し、強張る心をビールが解してくれた夜に自己採点。
各予備校が解答速報や講評を競う様は、一夜の祭りの如し。
柴田先生の解答速報動画をどきどきしながら視聴します。
それにしても、実際受験し、即座に自分の解答をアップするとはなんと潔いのでしょう。
誰も真似できません。

結果発表

択一194点でした。
といっても、一般知識14問中12問正解してのものなので、それほど褒められたものではありません。
ただ、アガルート生として、柴田先生より課された目標は達成できたので、これで良しです。

社労士試験が、条文の細かな文言や数字・計算を覚えなければならないのに比べると、
行政書士試験はより具体性があり学んでいて楽しかったです。

そして、1月28日、合否通知書が届き、
択一194点、記述30点の合計224点で合格でした。

今後は、社労士と行政書士として開業し、得意の中国語と英語を生かし、
主に外国人労働者関連の業務を行っていきたいと考えています。

柴田先生、アガルートアカデミーの皆様、本当にお世話になりました。
皆様のさらなるご活躍をお祈りいたします。
ありがとうございました。