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司法試験コラム|司法試験予備試験 短答式試験 刑法の勉強法

司法試験・短答式試験 刑法の勉強法①~短答式試験における刑法の特徴~

1 「判例の立場に従って検討」する問題が多い

平成29年度の短答式試験における刑法の問題では,20問中,実に16問が「判例の立場に従って検討」させる問題でした。なので,日ごろの勉強においては,判例がどのような立場であるのかを意識することが大切になります。

 

2 条文知識が重要

短答式試験における刑法の問題では,条文の知識だけで正解することができる問題が出題されることがあります。
例えば,平成29年度の刑法の短答式試験では,「未成年者誘拐罪は親告罪である」か否かが問われていますが,この問題は刑法229条で未成年者誘拐罪について親告罪が定められていることを知っていれば瞬時に解くことができます。

 

司法試験・短答式試験 刑法の勉強法②~具体的な勉強法~

1 過去問を潰す

短答式試験では,過去問を潰すことが重要であることは,全科目に共通していえることです。特に,刑法の場合,論文式試験では問われない短答式試験特有の知識(短答プロパー)が多く問われるので,過去問を何度も解いて出題傾向を把握することが重要です。
また,刑法の問題の中には,時間をかければ解けるような問題もあるため,ついつい時間をかけすぎて時間不足に陥る人が少なくありません。そこで,過去問演習を通して時間配分をうまくできるようになることも重要です。

 

2 条文を素読する

上述のとおり,短答式試験の刑法の問題の中には,条文知識だけで解くことのできる問題が少なくありません。特に刑法総論の問題ではそのような傾向が強く見られます。
なので,時間を作って刑法の条文を素読しましょう。
刑法の条文は多くないので,条文をマスターすることをお勧めします。

 

3 判例の立場を日ごろから確認する

先ほども述べたように,短答式試験の刑法では「判例の立場に従って検討」させる問題が多く出題されます。
そのため,自分がどの見解に立つにせよ,学説の対立点を理解した上で,日ごろから判例の立場を意識して勉強することが大切です。