アガルートアカデミー講師紹介|渡辺悠人

担当試験種

司法試験

経歴紹介

2011年
3月 早稲田大学法学部卒業
2013年
3月 慶應義塾大学法科大学院既修者コース修了(GPA3.71/4)
同年
9月 (新)司法試験合格(総合4位)
2014年
12月 司法修習修了(第67期),弁護士登録(第二東京弁護士会)
2015年1月
~2017年7月
外国法共同事業・ジョーンズ・デイ法律事務所勤務
2017年
8月 株式会社アガルート

受験生時代,ほぼすべての学習を予備校教材で行うという勉強法により,法科大学院をGPA3.71で修了し,司法試験にも総合4位で合格する。
予備校教材だけで法科大学院において好成績を修めることも司法試験に超上位で合格することもできるということの生き証人。
受験生時代に培ったノウハウと,企業法務の最前線で得た経験を基に,司法試験合格のみならず,合格後の実務にも直結する講義を展開する。

著書

講師からのメッセージ

司法試験・予備試験が文系最難関の試験といわれていることから明らかなとおり,法律の学習はとても難しいものです。そのような法律の学習において予備校・講師が果たすべき役割とは,「難しいことを分かりやすく説明すること」にあると思います。

 「何を当たり前のことを」と思われるかもしれませんが,「分かりやすく説明する」というのは,実は司法試験・予備試験に合格する以上に難しいものです(なお,言うまでもなく,「簡単なことしか教えないこと」と「分かりやすいこと」は違います。)。

本当に「難しいことを分かりやすく説明する」には,その説明を聞く人の法律の知識・理解のみならず,これまでの職歴や経験等のバックグラウンドに照らして,どのような説明をすれば一番わかってもらえるかということを,いわばオーダーメイド的に考えなければなりません。

すなわち,「分かりやすく説明する」には,「想像力」が必要なのです。
私は,司法試験合格後,いわゆる渉外事務所においてM&A,労働事件等を中心に業務を行ってきましたが,そこで心がけていたのは,まさに上記の「想像力」を駆使して依頼者にとって分かりやすい説明をすることでした。

例えば,大企業の法務担当者であれば基本的な法的知識は備えているため条文や判例の文言をそのまま使っても問題がない場合が多いですが,そういった知識の乏しい営業担当者や中小企業の方には平易な日本語に置き換えて繰り返し説明する必要があります。

また,そもそも日本法を全く知らない外国人の担当者に日本法を英語で説明することもありましたが,そういった際には単に日本法を翻訳するだけではまず伝わらないので,英語としてのわかりやすさ等も考慮しながら説明をするようにしていました。

すなわち,「難しいことを分かりやすく説明すること」は,私の最も得意なところであり,これまでの経験が活かせるものと確信しています。
以上のことから,私の講義は,上位合格者を目指す方にはもちろんのこと,初学者や捲土重来を期す方にとっても間違いなく有益なものであると自負しています。

最後に,私の行動指針はただ一つ,「楽しそうか,楽しくなさそうか」です。大変な法律の学習を少しでも楽しいものにできるよう,私も楽しみながら頑張りますので,一緒に合格を目指して邁進していきましょう!