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行政書士コラム|行政書士試験合格のための勉強時間

1 はじめに

行政書士の勉強は,どのくらいの時間やればよいのか。
忙しい中勉強をする社会人受験生の皆さんは,特に気になることではないでしょうか。
今回は,行政書士の合格に必要な勉強時間についてお伝えしたいと思います。

 

2 勉強時間の目安

⑴ 総勉強時間

結論から言うと,700~800時間くらいが目安です。
「700~800時間くらい」と言われても,なかなかピンとはこないと思います。
これを「勉強を始める時期」に合わせて,少し細かく設定してみます。

 

⑵ 1月か2月に勉強を始める場合

まずは,1月か2月に勉強を始める場合です。
1月末に前年に実施された試験の結果が発表されることもあり,この時期から勉強を始める方も多いです。
1月か2月に勉強を始める場合,1週間あたり15~20時間(平日5日は2時間くらい,土日は5時間くらい)を確保していただくと,合格に必要な範囲をマスターすることができると言えます。

 

⑶ 4月か5月に勉強を始める場合

次は,4月か5月に勉強を始めた場合です。
この時期は新生活が始まる時期ですから,新しいことにチャレンジしようという意欲が高まる時期ですね。
法律系資格試験の登竜門と位置づけられている行政書士を,新たなチャレンジの舞台として選択される方も多く,そういった方々は,この時期から始めることが多いです。
4月か5月に勉強を始める場合,25~30時間(平日5日は3時間くらい,土日は6時間くらい)を確保していただくと,合格に必要な範囲をマスターすることができると言えます。

 

3 勉強時間の内訳

次に内訳です。
多くの方にとって法律の勉強は初めてのことでしょうから,最初は,講義を受けていただくことになるでしょう。
難しいと思われるようなことでも,分かっている人(講師)に要点を絞って解説してもらったほうが理解は早いです。
文章になったニュース記事を読むのは少し辛いけど,それをアナウンサーさんに読んでもらうとニュースの内容がすんなりと頭に入ってくる。
そんなイメージに近いです。
講義が200~300時間程度,講義の復習が400~500時間程度と考えていただくとよいと思います。
講義を受けているだけでは,問題が解けるようにはなかなかなれません。
そこで,行政書士の勉強には,問題を実際に解いてみるというものが入ってきます。
しかし,講義のなかで問題を実際に解いてみるという機会は,あまりありません。
テキストに載っている知識を理解し,記憶していただく必要がありますので,最初は知識の解説を優先させる必要があるからです。
したがって,問題を実際に解いてみるという勉強(アウトプット)は,主に復習の中でやることになります。
一般的に,講義よりも,講義の復習のほうが多くなります。
それは,講義の復習では,講義の内容の振り返りだけでなく,問題を実際に解くことになり,講義を受けているときよりもやることが増えるからです。