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弁理士試験 試験情報

1 弁理士試験の概要

(1)弁理士試験を受けるために

実施機関 経済産業省 特許庁
受験資格 特にありません(学歴,年齢,国籍等による制限は一切ないので,誰でも受けることができます)
受験手数料 12,000円(特許印紙にて納付)
弁理士試験
スケジュール
【受験願書配布】:2月上旬~4月上旬(※ インターネット願書請求は2月上旬から3月下旬)
【受験願書受付】:3月下旬~4月上旬
【短答式筆記試験】:5月中旬~下旬
【論文式筆記試験】:
 必須科目 6月下旬~7月上旬
 選択科目 7月下旬~8月上旬
【口述試験】:10月中旬~下旬
試験受験地 【短答式筆記試験】:東京,大阪,仙台,名古屋,福岡
【論文式筆記試験】:東京,大阪
【口述試験】:東京
試験の公告 1月中旬~下旬頃

(2)合格率の推移

 最近10年間における弁理士試験結果の推移(単位:人)
※ 特許庁HPデータより作成 
年度 志願者数 受験者数 合格者数 最終合格率
平成17年度 9,863 9,136 711 7.8%
平成18年度 10,060 9,358 635 6.8%
平成19年度 9,865 9,148 613 6.7%
平成20年度 10,494 9,727 574 5.9%
平成21年度 10,384 9,517 813 8.5%
平成22年度 9,950 9,152 756 8.3%
平成23年度 8,735 7,948 721 9.1%
平成24年度 7,930 7,231 773 10.7%
平成25年度 7,528 6,780 715 10.5%
平成26年度 6,216 5,599 385 6.9%
平成27年度 5,340 4,798 319 6.6%
平成28年度

2 弁理士試験 各試験について

科目名 短答式試験 論文式試験
【必須科目】
論文式試験
【選択科目】
口述式試験
特許法 理工I(機械・応用力学)
理工Ⅱ(数学・物理)
理工Ⅲ(化学)
理工Ⅳ(生物)
理工Ⅴ(情報)
法律(弁理士の業務に
関する法律)
実用新案法
意匠法
商標法
工業所有権に関する条約 × ×
著作権法 × ×
不正競争防止法 × ×

(1) 短答式試験

◇試験科目
 ①特許法,②実用新案法,③意匠法,④商標法,⑤工業所有権に関する条約,⑥著作権法,⑦不正競争防止法

◇出題形式
 5枝択一マークシート方式

◇出題数
 60題

◇出題配分比
 おおむね,特許法・実用新案法:意匠法:商標法:条約:著作権法・不正競争防止法=2:1:1:1の比率

◇試験時間
 3.5時間

◇合格基準

 総合点が満点(60点)の65%(39点)を基準として論文式筆記試験及び口述試験を適正に行う視点から,工業省有権審議会が相当と認めた点数以上であって,かつ,各科目の点数が合格基準点(40%程度)を下回らないこと

※ 平成28年度本試験から,短答式筆記試験への科目別合格基準(各科目40%程度を想定)が導入されます。これにより、総合点による判定に加え,1科目でも合格基準を下回った場合,短答式筆記試験は不合格となります。詳細は,こちらでご確認ください。

◇免除
 ①短答式試験合格者(短答式試験の合格発表日から2年間)
 ②知財専門職大学院を修了した者
 ③特許庁において審判又は審査に従事した期間が5年以上になる者(著作権法,不正競争防止法を除く)

(2) 論文式試験

◇試験科目
【必須科目】
①特許法・実用新案法,②意匠法,③商標法
※ 工業所有権に関する条約は、単独の必須科目としては出題されませんが、必須科目の法令の範囲内でその解釈・判断が考査されます。
【選択科目】
平成28年度から,論文式筆記試験の選択科目が民法(総則・物権・債権)に集約されます。詳細は,こちらでご確認ください。

科目 選択問題
理工I(工学) 基礎材料力学,流体力学,熱力学,制御工学,基礎構造力学,建築構造,土質工学,環境工学
理工Ⅱ(数学・物理) 基礎物理学,計測工学,光学,電子デバイス工学,電磁気学,回路理論,エネルギー工学
理工Ⅲ(化学) 化学一般,有機化学,無機化学,材料工学,薬学,環境化学学
理工Ⅳ(生物) 生物学一般,生物化学,生命工学,資源生物学
理工Ⅴ(情報) 情報理論,情報工学,通信工学,計算機工学
法律(弁理士の業務に関する法律) 民法(総則,物権,債権) ※ 平成28年度から民法のみ

◇出題形式
 論述式

◇配点比率
 特許法・実用新案法:意匠法:商標法:選択科目=2:1:1:1の比率

◇試験時間
 3.5時間

◇出題指針
 弁理士活動を行うに当たり,基礎的に必要とされる法条の解釈及び理解力,判断力,論理的展開力,文章表現力等の総合的思考力を問う問題が出題

◇合格基準
【必須科目】
 標準偏差による調整後の各科目の得点の平均(配点比率を勘案して計算)が、54点を基準として口述試験を適正に行う視点から工業所有権審議会が相当と認めた得点以上であること。ただし、47点未満の得点の科目が一つもないこと。
【選択科目】
 得点が満点の60%以上であること

◇免除
【必須科目】
 ①論文式試験必須科目の合格者(論文式筆記試験の合格発表日から2年間)
 ②特許庁において審判又は審査に従事した期間が5年以上になる者
【選択科目】
 ①論文式試験選択科目免除者(合格発表の日から永続的に免除)
 ②論文式試験選択科目に関する研究に関する修士又は博士の学位を有する者であって,かつ,工業所有権審議会による選択科目免除資格認定がされた者
 ③一定の公的資格保有者(詳細は特許庁HPを参照)

(3) 口述試験

◇試験科目
 ①特許法・実用新案法,②意匠法,③商標法

◇試験時間
 各科目とも10分程度

◇試験方式
 面接方式

◇出題指針
 論文式筆記試験で確認された総合的思考力等に基づく口述による説明力を問う問題が出題

◇合格基準
 各科目A,B,Cの3段階評価で,C評価が2つ以上ないこと

◇免除
 特許庁において審判又は審査に従事した期間が5年以上になる者